真夏の国で師走を過ごすのは4シーズン目。ボルネオのコタキナバルもクリスマスシーズン。巷ではクリスマス商戦たけなわなのですが、これがどうも私にはピンと来ません。
クリスマスシーズンは雪は無くてもオーバーの襟を立てマフラーを確り首に巻きつけブーツのかかとをカツカツ言わせながら寒空の中家路に急ぐ・・・というのが長年のスタイルでしたから、Tシャツに短パンではクリスマスのイメージがわいてこないのです。
さらに年の瀬が迫ってくると大掃除、窓拭きや障子張り、電気の傘やガスレンジなど1年に一度しかしない掃除だのおせち料理の真似事を作るなど、ご近所の慌ただしさに刺激されてやりだしたものですが、こちらでは年末年始は元旦が休みだけなので故郷に帰る事も無ければ大掃除だってなし。慌ただしさというものが無いのも年の瀬らしくありません。
四季の無いところに住んでいると年間時間が動かないような錯覚に落ち、歳も取らないで済みそうな気がしてきますが・・・・・それはちょっと甘いですな。来年は××才・・・・おお、じゃじゃ姫も老婆じゃ!
では皆様も良いお年をお迎えください。