2008年8月25日月曜日

カヤックに挑戦

北京オリンピックをTVで見ていたら、カヤック・カヌーという競技にでくわしました。

そこで思い出したのが、”ボルネオでも、お手軽にカヤックができる”ということ。
10年くらい前、マブール島で初めて海のカヤックに命をかけて挑戦、けっこう簡単なものなんだ、と認識した記憶が蘇りました。


最近は、KK郊外の村のマングローブ川でお手軽にカヤックができるようになっています。



ガイドから簡単にオールの使い方を聞く。



カヤックに乗り込むとき、足が濡れるので、ゴムぞうりなどの準備を。ない人は、裸足で。川を下るときはいたって簡単。力もいらない。




けど、流れに逆らって上流に上ろうとすると力必要。ときどきモーターボートが通るので、衝突しないように、川べりにそって進むこと。昔のボルネオ探検家もこうしてカヌーで川を渡ったのか。

<カヤック・ツアー>
到着後、マレーのお菓子とお茶の時間。
その後カヌー漕ぎ約1時間、
夕陽が落ちる頃、ローカル食豊かな夕食。



日がくれると、モーターボートに乗って蛍観賞へ。真っ暗なマングローブの川の両岸に、ちかちか点滅する蛍の光は、幻想的。こちらのボートに飛んでくる蛍もいて、Tシャツにとまった蛍はダイヤモンドのブローチのよう。

カヤックと蛍観賞ツアー問い合わせ先   Canvas Tour (TEL) +60-88-235900
http://www.kaytoursbki.com/

2008年8月24日日曜日

ムルデカ 独立記念日

8月31日の独立記念日が近づいてきました。
KKの町もマレーシアの国旗とサバの州旗で飾りつけが進んでおります。

市役所 (DBKK)

中央市場

ショッピングモール


ホテル


お待ちかねのドリアン売りも町に出て祝ムルデカ気分が徐々に盛り上がります。
食べごろのものを選んで、はかりで重さを計ります。1Kg RM10から RM13くらい。ドリアン1個は
普通1キロ半くらいなので、1個の価格は約 RM20くらい。
種類によっては、もっと値がはります。


売り手のおじさんに包丁で殻をわってもらい、



道端にだされたテーブルに座って食べるのが伝統的スタイル。

ムルデカの雰囲気に囲まれて、家族で楽しむひととき。





2008年8月23日土曜日

コタキナバルで 病気、怪我したら

KKには 前述のSMC (Sabah Medical Centre)以外にも、頼れる私立病院があります。
小児科、産婦人科、外科、耳鼻咽喉科、整形外科、内科などの専門医がおり入院施設も整ったこじんまりした病院を今回は紹介します。

病院名:DAMAI SPECIALIST HOSPITAL
住所:DSC Building, Lorong Poko Tepus 1, Off Jalan Damai, 88300 Kota Kinabalu, Sabah,
(TEL) 088-222922
診察時間: 月曜から土曜 8:30am-1:00pm, 2:00pm-5:30pm
        日曜&祝日:お休み
支払い方法: 現金 または VISA, MASTER CARD




病院の主な建物は、最初マンション用に建てられたものを病院に作り変えたので、外見は病院には見えません。


Damai Specialist Hospital

1階のロビーにあるカウンターで、病状を説明して、どのドクターに見てもらうか、受付スタッフに相談できます。予約なしの急患の場合は、そこからドクターの空いている時間をチェックしてもらえます。

病院の玄関

病院のロビー


2階の専門医フロアーにエレベーターで上がり、その階にある受付でレジスターして、順番を待ちます。



2回の専門医フロアーの待合

この病院でお世話になったドクターに保険会社に提出する用紙に書き込んでもらいましたが、手数料はとられませんでした。(SMCのドクターには、RM50チャージされました)

足の親指の爪が肉に食い込んで化膿し痛みがひどくなったので、爪を少し切り取ってもらうという、軽い外科手術(?)を受けた患者の治療費:
  初診時 RM 392 (痛み止めの薬や包帯、消毒済みガーゼ代も含めて)
  2回目  RM 47

SMCの専門医の診察料は、初診のさいはRM 250 くらいからですが、Damai Sepecialist Hospitalの専門医は RM 180からのようです。(各専門医や病状によって違うので、比べても意味はないかもしれませんが、なんとなく、あっちが高い、こっちが安い、というような感想を抱いてしまいます。。。。)

子供が熱をだした、足を怪我した、産婦人科の検診を受けたいなどという時は、小さな病院の専門医を訪ねるほうが待ち時間が少なくてすむのでお手軽かもしれません。

2008年8月13日水曜日

町の理学療法所 

病院でのリハビリは内容がゆったりしすぎているのでは?と感じた人は、町の理学療法所へ。


コタキナバルには、病院以外にも、外国で専門資格を取得した信頼できる専門家が数人います。筆者が訪ねたところは、KKのダマイにあるバレリー・フィシオセラピー・クリニックというところ。こじんまりしてますが、腕は確かと言う評判です。



VALERIE Musculoskeletal & Sports Physiotherapy Clinic


(肌肉骨格物理治療専科)    (tel) 088-212388






入り口





受付カウンター。予約制



セラピストの名前




セラピストの資格証明書なども掲示されている。メルボルン大学卒


リハビリの用具



ここでは、一回のメニューが盛りたくさんで約1時間半から2時間くらい。料金はサバ・メディカル・センターに比べて約5倍から10倍くらい。しかし、セラピスト自ら丁寧に説明して治療してくれるので、”リハビリしてる”という充実感あり、という体験者のコメント。家でこなすリハビリ・メニューも、紙にプリントしたものを渡してくれます。

完全予約制。現金のみ。クレジットカードは使えない。もちろん、マレー語、英語、中国語が通じます。初診の際は、医師の診断書(どのようなセラピーが必要かという指示が書かれた物)とレントゲン写真を持参のこと。

参考:

サバ・メディカル・センターの理学療法の料金;1回約1時間で RM20くらいから。

バレリー・フィシオセラピー・クリニックの理学療法の料金;1回約1時間半から2時間でRM90くらいから。

初診の際は、RM120くらいから。

いずれも、メニュー内容によって料金は変わる。

コタキナバルで リハビリ>理学療法 

骨折したら、忍耐とリハビリの日々が続きます。
サバ・メデイカル・センター内には、理学療法(Physiotherapy)の部門もあり、入院患者や外来で混んでおります。(ここも予約制) 
理学療法部門への通路
付き添いは、待合でTVを見ながら時間つぶし。患者に付き添ってここに現れる人たちの顔ぶれでサバらしいのは、インドネシアやフィリピンから出稼ぎに来ている若いお手伝いさんがいることです。
リハビリ待合。壁に掛かった絵がゆがんでる。

ここで松葉杖の使い方、歩き方の指導を受けて、リハビリの始まり。療養師見習いのような若い青年がこの部署には多いヨウナ。


腕の筋トレにもなる。


リハビリの待合にあった宣伝。骨粗しょう症に効くのか?





リハビリのメニューは身体の回復状態にあわせて変化。毎回約1時間。玄関からこの部署までは、病院の車椅子を借りることもできるので便利。 車から降りる患者をみると、玄関のドアマン(?)が車椅子をすぐに持ってきて手助けしてくれます。







2008年8月12日火曜日

KKで骨折したらどうする?

人間どこで災難にあうか分からない。海外で怪我や骨折、どう対処しますか?すぐに飛行機に乗って日本へ帰ることができなかったら、地元にお世話にならねばなりません。
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コタキナバルには大きな病院 3つあり。
公立のクイーンエリザベス病院、私立のサバ・メディカル・センター Sabah Medical Centre 、私立のダマイ・スペシャリスト・センター Damai Specialist Hospital Centre

今回は、階段から転んで足の骨にヒビが入った人に密着取材。


とある日曜日、サバ・メディカル・センター http://www.sabahmedicalcentre.com/

の急患窓口へ。急患を診るドクターのあと、骨の専門医を呼んでもらう。

ポッキリ折れた骨なら、手術してネジや釘でくっつけるのが最近のやり方らしいけど、ヒビならギプス(英語でプラスターまたはカースト)をしろと。石膏のついた包帯を水に濡らして脚に巻きつけると、ギプスになる。




骨の専門医と看護師





ところで、この病院の表玄関ロビーはホテルのよう。案内カウンターもある。




病院ロビー


 
病院ロビーにある案内カウンター



平日は、各科の専門医が勤務しており、病院の5階が専門医の診察室フロアーとなっている。先生に診ていただくには、アポイントメント(予約)を取らねばならない。普通は午前9時以降から。 5階専門医のフロアー


病院で通じる言葉は英語とマレー語。中華系の医師やスタッフの場合は、北京語、広東語、客家、福建なども通じることがある。支払いはマレーシアの現地通貨の現金か、VISA, MASTERのクレジットカード。初診時にはパスポート持参のこと。

次回は、リハビリ(理学療法)のレポート。